スクロールと平均エンゲージメント時間


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評価が難しい「平均エンゲージメント時間」の指標

平均エンゲージメント時間とは、そのページが「ブラウザ上でフォーカス状態にあった時間の平均」です。

しかし、単純にこの時間が長いページがより優れているかとそうではないケースがあります。

例えば、Aページの「平均エンゲージメント時間」が3分、Bページの「平均エンゲージメント時間」が5分だったとします。

Aページが3分もあれば読めるページ、Bページが10分かかるページだとすると、Aページの方がBページよりも読まれていると評価される可能性があるので注意が必要です。

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「スクロール率」を計算してコンテンツ間の評価を行う

GA4には「ユニークユーザーのスクロール数」という指標があります。この指標は、そのページに訪問したユーザーがページの下部までスクロールした際にカウントされる指標です。

スクロール率の求め方は

[スクロール率] = [ユニークユーザーのスクロール数] / [ユーザー]

ユーザーあたりのスクロール数を各ページで算出すると、ページ間の比較がしやすくなります。